欠け・割れのある骨董品は相談できる?器と古い箱を捨てる前の確認点

しまってあった器を取り出したら、縁が欠けていた。箱の中で割れているのを見つけた。そんなとき、「もう売れないだろう」と処分を考えることもあると思います。
ただ、傷みがあるという理由だけでは、買取できるかどうかは決まりません。種類や年代、作者、どの部分がどれくらい残っているかを合わせて拝見します。すべてのお品を買い取れるわけではありませんが、判断に迷うものは、捨てる前に一度ご相談ください。
きれいに直してから、でなくて大丈夫です
小さな欠けも、いくつかに割れたものも、まずは現在の状態をお知らせください。破片を無理に組み合わせたり、接着剤で直したりする必要はありません。元の状態が分かりにくくなることがあるため、強い洗浄や研磨もせず、そのままにしておきましょう。
写真を撮るときは割れた縁に触れず、安全に撮れる範囲で十分です。古い金属のお品が一緒にある場合も、錆や変色を落とそうと磨く必要はありません。
古い箱にも、手がかりが残っています

品物を残しても、汚れた箱や古い包みは先に捨ててしまいがちです。けれども、箱に書かれた作者名や作品名、同封されている栞が、お品を確かめる手がかりになることがあります。箱や包み紙も、ひとまず一緒に残しておきましょう。
箱の文字だけで作者や年代が確定するとは限りません。中身と合っているかも含めて確認するため、どの箱に入っていたか分かるものは、その組み合わせが分かるようにしておくと役立ちます。
写真で見せていただきたいところ
ご相談の際は、次の写真があると、お品の形や状態が伝わりやすくなります。大きさの目安として、おおよその高さや幅も添えてください。
- 器全体の形が分かるもの
- 底や裏にある印、署名、文字
- 欠けやひび、以前に直した跡
- 箱や栞、包み紙、揃いのお品
器の名前が分からなくても
「古い器がいくつかあるけれど、種類が分からない」という場合も、点数と保管している市町村からお聞かせください。一点だけのご相談でも、実家の片づけでまとまって出てきた場合でも構いません。
九谷焼、中国陶磁器、茶道具については、品目ごとの案内もご覧いただけます。ほかの骨董品も含めて整理したい方には、実家整理の相談ガイドで準備の流れをご紹介しています。